【2024年末ウズベキスタン旅行④】サマルカンド・レギスタン広場

 サマルカンド1日目。この日は終日サマルカンド観光。
 まずはサマルカンドを代表する観光地、レギスタン広場に向かいました。空はあいにくの曇りでしたが、ホテルを出て広場に向かって歩き始めると、その存在感は絶大、青色の屋根が見えてくると気分が高揚しました。向かって左から、ウルグベクメドレセ、ティラカリメドレセ、シェルドルメドレセの3つの建物が、中央の広場を囲むようにして建っています。メドレセとは神学校のこと。ソ連時代は、無神論を唱えていたソ連によって宗教施設は破壊されたり、倉庫などに使用されたりしたそうですが、レギスタン広場のメドレセは芸術的な価値をソ連によって認められていたので、破壊されなかったそうです。入場口は左側のウルグベクメドレセの前にあります。
 訪れたのが年末だったこともあり、とても閑散としていてゆっくり自分たちのペースで観光できました。

ウルグベクメドレセ
 レギスタン広場の3つのメドレセの中で最古の建造物で、当時は、1000名以上の学生がイスラム神学、数学、哲学などをここに寄宿して学んでいたそうです。ブルーを基調としたアラベスク模様が、建物上部まで埋め尽くされていて、早速圧倒されました。中に入ると、四方をぐるっと同じ模様の建物に囲まれた中庭があります。

ティカラリメドレセ
 レギスタン広場正面中央にあるティカラリメドレセは、金箔の天井と礼拝所がとても煌びやかで特徴的です。青色と金色のコントラストが美しく、いつまでも眺めていられそうでした。

シェルドルメドレセ
 1630年に建てられた広場正面右にあるシェルドルメドレセは、「ライオンが描かれたメドレセ」という意味を持っている通り、人面とライオンのタイル装飾が有名です。イスラム教は偶像崇拝を禁止しており、このタイル装飾は、当時の支配者が自分の権力誇示のために造ったと言われています。

 結局、サマルカンド滞在中は毎日このレギスタン広場を訪れました。曇りの日、雪の日、晴れの日、朝の澄んだ空気の中、夜のライトアップされた姿、全て心に残っています。

参考:サマルカンド(ウズベキスタン文化観光局)


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