年が明けて1月1日は観光地はオープンしていないことが多いということで、1日ホテルにこもってホテルのサウナを楽しんだり、ホテルの近所を散歩したりして過ごしました。
そして翌日はブハラに移動。10:32サマルカンド駅発、12:15ブハラ着の電車で向かいました。ホテルまでタクシーで向かい、荷物を預けたのち観光出発!
ブハラは、かつてブハラ・ハーン帝国として栄え、2,500年以上の歴史を持つウズベキスタンの古都だそうです。サマルカンドは街の中に歴史的遺構が点在している印象でしたが、ここブハラは街全体に当時の面影を感じ、タイムスリップした気分を味わえます。今回は旧市街を訪れましたが、見所が割ときゅっとコンパクトにまとまっているので、歩いて観光できます。
ナディルディヴァンベキ・メドレセは入り口のアーチに緑色の鳥が描かれています。孔雀かと思っていましたが、後々調べてみるとこれは鳳凰だそうです。そしてよくみると、対をなす2頭の鳳凰がそれぞれ白い鹿を掴んでいるのがわかります。中はお土産物屋さんとなっており、可愛い雑貨が売られていました。
そこからお土産物屋さんが並ぶバザールを抜けて少し歩くと、カラーン・ミナレットとカラーンモスクに着きました。ブハラを象徴するミナレットは、ブハラで一番期待していた場所です。「カラーン」は大きいという意味だそうで、その存在感は抜群でした。てっぺんの形が特徴的で、可愛いです。隣にあるのはカラーンモスク。入場する際には髪を隠すための布の貸し出しがありました。この日は幸いにもいい天気で、空の青とモスクのブルーの屋根、そしてミナレットのコントラストが非常に美しかったです。
そこからさらに少し歩くと、今度はアルク城に到着します。「アルク」は要塞という意味で、5世紀から20世紀初頭までブハラの支配者の居住地だったそうです。特徴的な城壁がとても印象的な建物です。ラクダのり体験もありました!入場料を払って中に入ると、シルクロードの交易の歴史や生息する動植物の展示など博物館のような一面も。シルクロードを伝って日本から伝わったと思われる陶器を発見しました!そして、先ほど訪れたカラーン・ミナレットとカラーンモスクを見渡せます。この時はモスク横の広場に気球が出ていて、とても印象的な風景となっていました。
街をぶらぶら歩いて少し早めの夕食。Joy chaikhana lounge(Googlemap)という青くて丸い看板が目印のレストランでいただきました。円形の石造りの建物で、中世の雰囲気がありとても素敵な内装でした。ここではマスタバというトマトスープ、サモサという肉のパイ包み、そして串焼きのシャシュリクをビールと一緒にいただきました。マスタバはトマトスープに、米や挽肉、野菜などが入り、クリームチーズのようなチーズが中央に浮かんでいます。このチーズをすくいながらスープと一緒に食べるのがとっても美味しかったです。(スープの調味料を日本に持って帰るほど!)サモサは中にひき肉などが入っており、想像しやすい味ではないかと思います。とても美味しいです。ウズベキスタンに来てからほぼ毎日食べている串焼きですが、これももちろん言う事なし。
日がおちるのを待ってカラーン・ミナレットを再度訪問したのち、ホテルに帰って就寝しました。